全分子アポルバノイド フコイダンの血管新生抑制試験

難治性が高いすい臓がん転移けい「ヒトすい癌細胞株HPC-4」を使用し、全分子アポルバノイド フコイダンによるヒトすい癌細胞株HPC-4に対する血管新生抑制効果を測定しました。

ヒトすい癌細胞株HPC-4増殖阻害効果試験ヒトすい癌細胞株HPC-4増殖阻害効果試験
試験対象

試験では、ヒトすい癌細胞株HPC-4を移植したマウスに、水道水と飼料を与える一群と、全分子アポルバノイド フコイダンと飼料を混ぜて与える一群に分け、ヒトすい癌細胞株HPC-4の新生血管増殖の過程を測定しました。

その結果、全分子アポルバノイド フコイダンを与えた一群に明瞭な血管新生抑制効果が認められました。

試験結果

水道水コントロール群水道水コントロール群
全分子アポルバノイドコントロール群全分子アポルバノイドコントロール群

この試験データは今後の試験にとても大きな希望を与えてくれました。

がん細胞は栄養補給のために新しい血管を作り、成長を加速し、その血管をとおして増殖・転移・再発をおこすことが知られています。

しかし今回の試験では、全分子アポルバノイド フコイダンを与えた一群に、明らかな血管新生抑制作用を確認することができました。

また特記すべきは、この実験がシャーレ上のものではなく、全分子アポルバノイド フコイダンのマウスによる経口摂取による試験であることです。

試験:札幌医薬研究所 所長 高橋 延昭

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